下試し【英文表記:shimodameshi 】とは、行き場を失った性的、または排泄的ないわゆる「下がかった話」を成仏させる日本の習俗の一種である。

古来より、地獄の釜が開く御盆の期間中に開催され、地方によっては下がかった霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意し、仏壇まわりや精霊棚に供物とともに配する。

そして、2015年8月30日。

安倍政権による安保法案改定デモが盛り上がる裏で、ひっそりと現代に蘇った「下試し」。かの白洲次郎が戦時中を過ごしたという町田の古民家に10名の紳士淑女が集い、延2時間にわたり合計38話の「下がかった話」を成仏させるに至りました。

町田の古民家

白洲次郎もおシコリになられた古民家

小田急線は鶴川駅北口改札前集合

小田急線は鶴川駅で出迎えるマスコット

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下試し(しもだめし)ルール説明

ほぼ全員が初対面という緊張した雰囲気の中、まずは主催者により式次第、ルールの説明を行います。

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緊張感漂う距離感と精霊馬

<基本ルール>
1. 性と排泄にまつわる話に限る。
2. 人を不快にさせる表現は厳禁。
3. 一話ごとにローソクの火を吹き消す。

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厳かな雰囲気を演出する主催者

一通りの説明が終了したところで、大分県在住のトラック運転手から届いた祝電を披露(全文はこちら)。その後は自己紹介で各人の性癖に触れつつ徐々に緊張はほぐれ、いよいよ下試しのスタートです。

まずは主催者による「昨夜の誤射」の話を皮切りに、「納豆やオクラの驚くべき効能」から「射精王ピーターノースの話」へ。そして、「思春期のAVあるある」から、「ハプニングバーで数珠繋ぎになった話」、「同性愛者に襲われている友達を置いて逃げた話」など。普段は表面化することのない「下がかった話」が芋づる式に記憶を呼び起こし、それはまるで脳内で「シモプス」が繋がっていくような、そしてその「シモプス」がみんなを一つに繋げていくような。そんな温かく懐かしい感覚に包まれながら、さらに深く奥へシモっていく下人(しもんちゅ)達。

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「昨夜の誤射」の話をする主催者

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オクラはおやつ、Tさん

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淡々と書けない話をするNさん(私の妻の親友)

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歌舞伎町の裏ビデオ村を熱く語るボクサーのNさん(名古屋からの参加)

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普段は保全のお仕事、ゲスノート持参のユキカズさん

横浜駅、上野公園、芝公園などのハッテン場から、未体験な世界の数々に、時折漏れる「へー」という感嘆の声。普段は決して表面化することはない「下がかった話」に議論は重なり、気がつけば初対面であることも忘れ好奇心あふれる少年少女に戻る面々。

そして、王者誕生

あっという間に時は過ぎ、「究極のMについて」の話が始まろうかというタイミングで、とつぜん古民家オーナーから自家製梅酒の差し入れが。「趣旨は朗読会です」と伝えていた手前、慌てふためくうちに場のシモプスは霧散し、下試しは終了。

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梅酒を飲みながら投票およびアンケート記入の時間

そして厳正なる審査の結果、栄えある第一回セミピューロプレゼンツ下試し王者は「下ネタ百万石のユキカズさん」に決定しました!!一見ヤクザのような風貌から繰り出されるピュアでどこか優しい下ネタの数々と、本人が「ゲスノート」と呼ぶどうしようもない下ネタ帳持参という意気込みから、問答無用の一位となりました。一部ですが下試しの雰囲気が伝わる音声を公開します。場の雰囲気で異常に笑い上戸になっており、お聞きづらい点も多いかと思いますが、ご了承のうえヘッドフォン着用にてご視聴ください。


「小5で咥えた話 short ver.」 / 下試し (第1話)

*音声追加
女性からも掲載許可取れました。プライバシー保護のため音声を修正しています。


「違う穴に入った話」/ 下試し (第2話)

全話のタイトル及び音源はこちらにまとめています。

【現在86話!】 猥談百物語 〜下試し恥巻目録〜

 

そして、終わりの始まり。

シモるだけで昔に帰れた、そんな気がした下試し。

共通言語が存在しない空間でも、シモることで溝が埋まる、シモることで繋がれる。がんじがらめの現代社会では、怒った時に吠え、悲しい時に涙することができる場所が映画館やライブ会場、スポーツ競技場にウェブの世界でしかなくなっているとしたら、もっと自由にシモれる空間としての「下試し」が、われわれ人類には今、必要なのものになっているのかもしれない。

三大欲求の中でも「下ネタ」と忌み嫌われる『性と排泄』の話。もしかしたら、これも戦後マッカーサー率いるGHQの愚民化政策:3S政策(スポーツ、セックス、シアター)に隠された本当の「S」だったのかもしれません。そしてそのGHQをもってして唯一「従順ならざる日本人」と言わしめた白洲次郎所縁の地で、第一回の下試しが執り行われたのも歴史の縁というやつなのでしょう。きっと。

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第一回下試し王者のユキカズさんを囲んでの一枚

それでは、また時代が荒れたらお会いしましょう。

さようなら。

主催:セミピューロ

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参加者のみなさんに感謝

<追加1>

第二回 下試し(しもだめし) in 名古屋

<追加2>

第三回下試し(しもだめし)in 町田

 

<その他リンク>
「大分在住のトラック運転手からの祝電」
「小5で咥えた話 Full ver.」 / 下試し (第1話)
「違う穴に入った話」/ 下試し (第2話)
「集団クンニ中毒」 / 下試し (第3話)
「正直に言おう」 / 下試し (第4話)

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この記事を書いたセミプロ

Ryusuke

1980年、福岡県は大川市の生まれ。外資系化学メーカーでグローバルエリートとして勤務する傍ら、セミピューロを旗揚げ。 代表的なアイディアとして下試し(しもだめし)、おしっこモーター発電機など。

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